市役所や公立高校、銀行、地元のコンビニや飲食店など、地場の顧客との長年にわたるおつきあいがベースです。なので、そこで育まれる信頼関係のもと、顧客からの相談に寄り添って力になっていくスタイルの仕事です。

一般の営業会社にありがちな、自社を過大にアピールしたり無理な売り込みをする等の不安が一切ありません。

その一方で、エネルギー問題の変化に対応しています。例えば無駄に捨てられていた熱を再利用する熱還元の仕組みについて研究しています。これは将来的に熱運搬を事業化することを視野に入れての取り組みです。

業界内の取り組みにとどまらず、業界外の情報も取り入れて新規事業を開発しています。

行政からの委託業務や大垣市のお祭りやイベントにも積極的に関わり、また、思い出をカタチにする「おもひでやコンテスト」などイベントの主催、インターンの受け入れなど、地域の発展に直接的に貢献している実感が得られます。

当社は、社員一人一人の成長が会社の成長につながると考えています。よって、未知な分野の人との出会いによって刺激を受けたり、専門分野以外にも視野を広げて、人としての幅を広げることを推奨しています。

具体的には、社員本人の自己申告制により、費用を全額会社負担で資格取得をサポートし、また、経済や自己啓発、営業スキル、財務などの講演会やセミナーにも、費用を全額会社負担で社員の参加を奨励しています。

さらには、「アウトプットする人がもっとも成長する」という考えのもと、月１回社内勉強会としてそれぞれの得意分野について社員に１５分程度のレクチャーをする勉強会「IQクラブ」を行い、お互いの成長をサポートし合っています。

当社は「仕事の充実」と同時に、「人生の充実」を等しく大事であると考えています。 一般市民の生活をサポートする仕事柄、朝８時出社で午後５時終業としています。

したがって、５時半には全員が退社しており、夕方以降を趣味や家族と一緒に過ごすなど有意義に楽しむことができます。また、有給消化を奨励しており、お互いの勤務計画をもとに遠慮なく休みを楽しんでいます。

昭和３０年の創業時から現在まで、歴代の社長が借金に頼らない堅実な経営を続けてきた結果、現在も実質的な無借金経営をおこなっています。これは、経営環境が厳しい今の時代において、社員が腰を据えて仕事をする上で大切なことと考えています。

当社はこれまで同族会社の世襲制度で運営してきました。しかし、社員が増えて会社が発展するとともに、社長個人に依存しない体制を整える必要があると考え、資本と経営の分離を進めて来ました。

その結果、オーナー企業にありがちな、親から子に引き継ぐ「家業」ではなく、公的な存在の「企業」として準備が整いました。これからは会社が存続・発展することで、社員にも経営者になれる可能性をもっています。